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職場における熱中症対策強化について(厚生労働省より)

2025.06.12法改正情報

 厚生労働省から、令和6年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況(確定値)」が公表されました。
 令和6年における職場での熱中症による死傷者(死亡・休業4日以上)は、1,257人(前年比151人・約14%増)で過去最多。全体の約4割が建設業と製造業で発生しているということです。また、熱中症による死亡者数は31人(前年と同数)であり、建設業(10人)や製造業(5人)で多く発生しているということです。 死亡災害の多くの事例では、重篤化した状態で発見されるケース、医療機関に搬送しないケースなど、初期対応の放置、対応の遅れが見られました。

 同省では令和7年6月1日施行の労働安全衛生規則に基づき、改めて「職場における熱中症対策の強化」を呼びかけています。
事業者に義務付けられることは3点です。
 ① 熱中症のおそれがある作業者を早期に発見するための体制整備
 ② 熱中症の重篤化を防止するための措置手順の作成
 ③ ➀、②の体制や手順の関係作業者への周知

 詳しくは<厚生労働省ホームページ>をご確認ください。

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